PHOTO:GAMICHAN
RIDER:Soya Kobayashi
XC-R 157 / 降幡 幸輝
2024 JSBA全日本スノーボード選手権
DUEL SLALOM ソフトブーツ男子 6位入賞
ハンマーヘッドボードは乗りこなすのが難しいという印象がありましたが、それを払拭してくれたのがXC-Rです。ボードを角付けしていくと深いサイドカーブと程よいフレックスで深く鋭いターンを描くことができます。適正なポジションで踏み込んでいけると圧雪バーンの上に新雪が乗っている状況や春のシャバシャバなバーンなどハンマーヘッドボードが苦手な柔らかい雪面状況でも抜群の走破性を発揮してくれます。自分で操作しながらも、ボードが気持ちのいいターンに導いてくれるので、カービングを楽しみながらレベルアップすることができます。ハンマーヘッドボードにこれから挑戦してみたい方や、ソフトブーツでカービングを極めたい方におすすめの一本です。
XC-R 160 / 小林 創也
JSBA第18期デモンストレーター
XCに比べてフレックスは柔らかくしなやかなので操作性が良く緩斜面でも扱いやすいです。"ボードを立てる""エッジに乗る"といったアルパインスノーボードのような感覚のカービングをソフトブーツで体感することができます。XCや他のメタルボードに比べて重量も軽く長い時間カーブし続けられるので、
カービングを頑張りたい方やハンマーヘッドボードでカービングしてみたい方にオススメです。今まで僕の中ではあまり感じていなかったノーズをしならせて、ボードをたわませてカーブする。今からでもカービングが上手くなれる。そんな感覚を味合わせてくれたのが"XC-R"でした。
「Revised(改訂)」「Realise(気づき)」「Revolution(革命)」「Radious(半径)」などを意味する「R」を纏った「XC-R」は、フリースタイルレースカービングモデル「XC」から扱いやすさを追求した完全ハンマーヘッド形状のカービング専用ボードです。サイドカーブを深くし、ボード全体のフレックスバランスをソフトかつ絶妙な調整を図ることで「XC」に比べると高速安定性は劣るものの、曲がりやすさ、扱いやすさを向上させているのが最大の特徴です。さらにボードを立てて線で乗る感覚を強めたいユーザーを意識し、滑走面仕上げのコンベックス量をセミフラット(これまでよりフラットに近い仕様)に設定しているため、角付けするだけでオートマチックにカービングを楽しむことができます。「ソフトブーツでアルパインのような究極のカービングを目指したい!」など、「XC-R」は、あなたのカービングライフに新たな「気づき」や「革命」をもたらしてくれるでしょう。
※「XC」の2サイズ(158/162)に、この「XC-R」の3サイズ(154/157/160)が加わることによりサイズバリエーションが増え、自分好みのサイズ選びが可能となりました。