SHIN 167 / 照井 英樹
SHIN 167 は、一見長いと感じますがSロッカー形状で接雪長が短い分 156㎝位のボードに乗っている感覚の軽快な操作性が特徴です。パウダーではボード全体が浮き上がる感じでスピードロスが無く、ディープパウダーでも特別ポジションを気にせずにカービング、ビックスプレーを体感できます。ハードパックでは見た目のボードの幅からは想像がつかないくらいスムーズに軽くボードが立ち、強くエッジグリップしてくれドライブの効いたディープなカービングターンを可能にしてくれます。ターン後半は、パウダーボードに乗っているのを忘れてしまうくらい鋭い走りで気持ち良く加速していきます。サーフスタイルで楽しむ地形や壁を使ったロケーションでもクイック&ルース&カービングの三拍子でスピードロスが少ない為、素早く多くの地形にアプローチできます。SHIN 167 は、乗り手の想像力を掻き立たせてくれどんな状況下でもこれ1台で楽しませてくれるハイパフォーマンスパウダーボードです。SHIN のおかげでこれまで食わず嫌いだったバックカントリーにも行ってしまいました。
SIDEWALL Design
心・芯・信・真・慎・伸・新・深・清・神・進… 「SHIN」は、人生に関わる大事な場面で欠かせない、私たち日本人にとって大切なワードです。OGASAKA SNOWBOARDS のパウダーボードシリーズ「SHIN」は、サイドウォールにその年の「SHIN」を刻んでいきます。24-25 のテーマは、「伸」。年齢問わず可能性を感じて自分の長所を伸ばしてもらいたいという願いが込められています。(extend your abilities.)
「SHIN 167」は、パウダーボードシリーズSHINの中で「オールラウンドロングサイズ」という位置付けです。一般的には、ボードが長くなれば、浮力、高速安定性、落下速度は上がりますが、低速時は取り回しにくくなります。しかしこのボードは、フレックスバランスを絶妙に調整し、ロングサイズにも関わらず最大限扱いやすく設計しています。身長や体重を考慮してロングサイズを求めている方や、スピードを出したい、浮力が欲しい、という方に是非ともおすすめしたいボードです。24-25モデルでは、低速時の扱いやすさとターン時のグリップ力を向上させるために、サイドウォールとフレックスバランスを変更。若干ソフトフレックスにして、以前よりもボード全体が綺麗にたわむようになりました。