SHIN SW158 / 熊木 秀一
「SHIN SW158」に初めて乗った時の印象は「良く曲がる」でした。操作性が良くタイトなツリーランやアップダウンの激しい複雑な地形でも扱いやすくパウダーランが楽しめます。ソフトフレックスですが足元からテールはしっかりと張りがあってカービングのキレ・粘りも抜群です。パウダーボードですが様々なシチュエーションで性能を発揮します、テール形状からスイッチランは厳しいですが、自分はバンクドスラロームはもちろんスラロームからハーフパイプまで「SHIN」で楽しんでます。
SIDEWALL Design
心・芯・信・真・慎・伸・新・深・清・神・進… 「SHIN」は、人生に関わる大事な場面で欠かせない、私たち日本人にとって大切なワードです。OGASAKA SNOWBOARDS のパウダーボードシリーズ「SHIN」は、サイドウォールにその年の「SHIN」を刻んでいきます。24-25 のテーマは、「伸」。年齢問わず可能性を感じて自分の長所を伸ばしてもらいたいという願いが込められています。(extend your abilities.)
SHIN スワローテールシリーズのオールラウンドサイズ 「SHIN SW158」は、以前の「SHIN 163」の後継機として開発したモデルです。同じブルーカラーを継承し、接雪長は「SHIN 163」と同じ955mm。ウエスト幅を4.5mm広げた分全長を短くした、Sロッカー構造&ショートレングスの効果で浮力を維持しつつ、タイトなツリーランでもキビキビした動きを発揮します。また、スワローテール形状には「テールが沈んでくれるので思い切って前足に乗り込んでいける」「ターン後半時に片側のテールが粘り強く雪面を離さないため、力が分散されスムーズに次のターンに入れる」といった利点があり、乗り慣れてしまうと特有の快感が癖になります。24-25 モデルでは、低速時の扱いやすさとターン時のグリップ力を向上させるために、サイドウォールとフレックスバランスを変更。若干ソフトフレックスにして、以前よりもボード全体が綺麗にたわむようになりました。