SIZE |
EF.EDGE.L |
CO.L |
NOSE W. |
WAIST W. |
TAIL W. |
RADUS |
SETBACK |
STANCE |
162 |
1370 |
1280 |
303 |
258 |
298 |
9.8-10.6-11.5 |
30 |
580 |
158 |
1330 |
1240 |
299.5 |
255 |
294.5 |
9.5-10.2-11.0 |
30 |
560 |
156 |
1310 |
1220 |
302 |
252 |
295 |
8.0-9.1-9.6 |
30 |
560 |
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フリースタイルモデルの中で唯一メタルを採用しているカービングボードだ。トップ選手達が求める「高速滑走時の安定性」と「ターン後半の推進性」を重視して設計した。2枚メタルの構成と、サイドカーブの浅いアウトラインが「FC-X」最大の特徴である。メタル特有の重厚感により、締まったバーンでしっかりとグリップしてくれるため、思い切りボードを立てて踏み込んでいける。テール側のサイドカーブが浅いため、自分で踏んだ分だけ曲がって、どんどん加速して行く。雪面を切り裂いて行く様は、まさに"カービング戦車" のようだ。コンディションに左右されやすい面もあるが、ハマれば周りを圧倒することができる突出したカービングボードである。正しく踏むことができないと上手に扱えないため、トップ選手だけでなく修行ボードを求めている方にもおすすめしたい。
TECHNOLOGIES |
芯 材: OGKコア
補強材: メタルAL7178(0.3mm) +
グラスファイバー + カーボンシートワイド
エッジ: ステンレス
トップシート: ポリアミド
ソール: ISO SPEED R2245 SINTERED GRAPHITE
ソール仕上げ: ストーン仕上げ[コンベックスソール] |
IMPRESSION
山口貴史/FC-X
今期のFC-Xの最大の特徴はエッジグリップの強さです。従来からの強烈なエッジグリップを超える体感したことのない強さを感じました。アイスバーンや急斜面、ハイスピードでの滑走を1段階上のレベルへと押し上げてくれます。今期も難しいボードであることに変わりはありませんが、的確に踏み込むことができればビックリするほどのしなやかさと操作性を感じることができます。
中本優子/FC-X
カービングボードの中で断トツのエッジグリップの良さを誇る。滑っているエッジの感覚にどっしりとした太さを感じ、足元の安定感が非常に素晴らしく、どれだけエッジを立てても抜ける気がしないグリップの良さ。柔らかい雪よりも硬い雪の方がFC-Xの威力は発揮されやすい。ハイスピード時のボードの安定感も抜群で、多少バーンが荒れていてもお構いなしに切り裂いて走り抜け、ボードが暴れてもバタつきが増幅せずすぐに収まり、ボードが安定する戻りが早い。ボードの操作性は良いとは言えないが、それでも毎シーズン操作性も上がり改良されてきている。FC-Xを乗りこなしてメタルボード特有のどっしりとしたカービングを是非体感して欲しいです。 |
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